Matsu Training Blog

体育系大学卒のPT学生。スポーツやトレーニング、身体について書いていきたいと思います。

パフォーマンス向上

#24 方向転換において「地面を蹴る」「重心移動ができていない」という状態は具体的にどんな状態のことを指しているのか?

久々のアジリティに関してです。 ここまで2回に分けて、アジリティと方向転換について基本的なことを書いてきました。 こちらとこちら 1回目は、 アジリティの構成要素のモデル 地面反力と重力を利用して移動することの基礎 という点から。 2回目は 地面反力…

#20 アジリティ・方向転換のパフォーマンス向上のためには?

前回は、アジリティに関して、方向転換のスピードの要素の1つである「テクニック」から話をしていきました。 アジリティのモデルではテクニックとして 足の接地位置 ストライドの調整 身体の傾きと姿勢 があげられています。 しかし、それだけ言われても、じ…

#19 サッカーとアジリティ:「地面反力」と「重力」の活用を考える

: アジリティという言葉は様々な場所で聞かれますが、そのアジリティを向上させるための明確なトレーニングプロトコルはいまだ示されていません。 それは、アジリティに関わる要素が多いからで、その人それぞれの課題によってトレーニングのポイントが大きく…

#18 減速のスキル② 「重力」を効果的に活用すればもっと楽に減速できる。

前回投稿で、人が動くには 重力 地面半力 の2つが主に働くと書きました。 そして減速時における地面反力の活用に関して簡単にですが書きました。 今回はもう1つの力の重力に関してです。

#17 減速のスキル① 「地面反力」を効果的に活用するためには?

人が動くために働く力の主なものとして 重力 地面反力 の二つがあげられます。 前方への移動を考えると、 重力によって前方に倒れようとする力 地面に対して力を加える(筋による出力)ことでうける地面反力 によって前方へ歩いたり、走ったりできるというわ…

#12 広背筋を働かせたい背中のエクササイズは、肩甲骨に注目することも大切だけれどそれだけでなく。

ラットプルダウンや懸垂、マシンやダンベル、バーベルを使ったローイング系エクササイズは、背部の筋、主に背部の筋力向上を目的に行われます。 背部には多くの筋がありますが、この場合、使いたい、負荷をかけたい筋は広背筋です。 しかし、その広背筋の働…

#11「ブラジル体操」をウォーミングアップとして行う際に考えることは?

ブラジル体操。 サッカーに関わる人なら誰でも一度はやったことがあるのではないでしょうか? しかし、どんな目的で行っているのか、その動きが適切なのかという点は見過ごされて、練習前・試合前の儀式として行われていることも多いです。 ということで、今…

#8 ストレッチ・ショートニング・サイクル(伸長-短縮サイクル)とプライオメトリクストレーニング。

人が運動する際、ほぼ全ての運動でストレッチ・ショートニング・サイクル(SSC:Stretch shortening Cycle)という仕組みが働き、 この仕組みにより、人は効率よく大きな力を発揮することができます。 この仕組みを用いたトレーニング方法がプライオメトリク…

#4 様々な運動体験がスポーツパフォーマンスの前提条件になる。

スポーツの世界で生きてきた人は、サッカーは~、野球は~、テニスは~、といったようにスポーツから人の運動を考えてしまいがちです。 そうなると、例えば 「サッカーは上半身を使わないから〜」 と言われた時に、 「いやサッカーは上半身めっちゃ使うから…

#2 アスリートにレッグエクステンションマシーンは必要ない?

筋力の向上はスポーツパフォーマンスの向上に貢献するであろうことや、傷害予防につながることは研究レベル、現場レベルともに知られています。 しかし、ただ筋力を向上させればいいかといえばそうともいえず、例えばベンチプレスの挙上重量をひたすら追求し…

#1 競技中の「素早い反応」を認知・意思決定の側面から考えてみると?

「素早い反応」は選手・指導者ともに求めるものです。 反射神経がいい、俊敏性がある、読みがいい etc... といった表現はよく耳にします。 そして、その能力を向上させるために、テニスボールが落ちる前に素早く拾うトレーニングや、音に反応して瞬時に動き…