Sports Training Room

筑波大学体育専門学群・蹴球部→東京学芸大学蹴球部でトレーナー。現在は理学療法士免許取得のため勉強中。

パフォーマンス向上

#63 守備で止まろうとすると止まれない?「減速」と「止まる」の違い

減速の仕方が重要だという話は以前からブログでも書いていますが、動きとしてその動作を練習しても、「止まれない選手」は多いなと感じています。 あるいは、ドリルの中ではうまくいっても試合の中では「止まれない動き」になってしまうことも多いです。 #17…

#60 肩甲骨の動きを確認してパフォーマンス向上・傷害予防を目指す。

過去に背中の筋力トレーニングに関していくつか書きました。 その中の一つでは、肩甲骨の動きは大事だけど、広背筋をターゲットにしてる場合は肘を弾ききることも大切、といった趣旨の記事でした。 #12 広背筋を働かせたい背中のエクササイズは、肩甲骨に注…

#55 「岡崎慎司 カラダ覚醒メソッド」と基礎トレーニングの重要性

トレーニングのメソッド系の本はあまり買わないのですが、岡崎選手のトレーニングであることや、そのコーチが杉本龍勇コーチであることから興味を持ち1年ほど前に購入しました。 今になって、いい本だったなと感じたので紹介します。

#51 なぜ股関節を動かすときに上半身が曲がってはいけないのか?

昔、質問箱で 「股関節を回すときに体が捻れてしまうのはどうしてダメなんですか?」 といった趣旨の質問がきました。 今回は、これに関して書いていきたいと思います。

#50 減速はもも前の筋肉ではなく大殿筋やハムストリングが重要?

「ケツで止まれ」という表現をされることがよくあります。 これは、減速動作を大殿筋やハムストリングを働かせて行えという意味です。 しかし、「大腿四頭筋はブレーキ筋」という表現や、「止まるときにもも前が疲れる」という現象が起きることはよくあり、…

#47 Instagram再開しました。あんなことやこんなことを好きなように投稿していきたいと思います。

こっそりインスタ再開しました。

#44 学生におすすめ!コスパで選ぶ格安プロテイン「X-PLOSION」

プロテインを購入する際に、何を基準に決めたらいいのか?を悩む人は多いように感じます。 実際、現場で活動していると、どれを購入するのがいいかと聞かれることがありますが、プロテイン摂取の目的が「たんぱく質の摂取」であることを考えると、そのプロテ…

#43 ウェイトトレーニングと持久系トレーニングを効果的に両立させるために考えることとは?

持久系トレーニングと聞いて思い浮かべるものにはどんなものがあるでしょう。 ジョギングやランニング、バイクトレーニングはもちろん、多くの球技系スポーツはその種目自体が持久系トレーニングになり得ます。

#41 ルーマニアンデッドリフトでサッカー選手のハムストリングを補強する。

今回は、ルーマニアンデッドリフトと呼ばれるエクササイズに関してです。 選手に指導する際は、ほぼ必ずといっていいほど導入しています。

#39 アスリートのコンディショニングを学ぶのにおすすめの本を3冊紹介する。「ピーキングのためのテーパリング」他

「コンディショニング」は、日本語では「調整」と訳されることが多く、それだと何かを「向上させる」というニュアンスを感じ取りづらいです。 例えばNSCAでは、コンディショニングを以下のように定義しています、 コンディショニング(Conditioning)とは、…

#38 フルスクワットvsクォータースクワット。フルスクワットが良いとは限らない?

スクワットは、下半身の筋力を効果的に鍛えることができるため、競技パフォーマンスアップを目的にする人からボディメイクを目的とする人まで様々な人が行っています。 このスクワット、実は本格的に行おうとすると非常に難しいトレーニングで、正しい動きで…

#37 「バットウィンク(Butt Wink)」を防ぎながら大きな可動域でスクワットを行うには。

「スクワットの深さ」はさまざまなところで話題に上がります. フルがいいのかクォーターがいいのかというのはその代表例です. 基本的にスクワットはフル(パラレル)の深さまで下げて行うことが効果的だと言われています(もちろんケースバイケース). で…

#30 サッカーに必要な体力はサッカーだけをしていても向上できない?

今回は以下のブログの考え方が、トレーニングを行う上ですごく参考になる考え方だと感じているので、それについて書いていきたいと覆います。 競技練習を行うことは前提条件ですが、それだけでは必要な体力要素を向上させるのは難しいかもしれません。

#27 パワートレーニングで「力」を重視するか「速度」を重視するか。

前回、パワーに関連する記事として、 RFD(Force of deveropment)に関する記事を書きました↓ #26 一瞬のスピード、パワーを身に付けたいなら筋力だけじゃなくRFD(Rate of Force Development:力の立ち上がり率)も考えよう。 - Matsu Training Blog この記事の…

#26 一瞬のスピード、パワーを身に付けたいなら筋力だけじゃなくRFD(Rate of Force Development:力の立ち上がり率)も考えよう。

レジスタンストレーニング(いわゆる筋トレ)を行う目的として、筋力の向上が挙げられます。 その方法はアスリートかそうでないか、また競技種目など様々な要因によって変わります。 自重で行うのか、ダンベルやバーベルをなどのウェイトを利用するのか、マ…

#24 サッカー選手のアジリティで「重心移動ができていない」状態を理解するために考えることとは?

久々のアジリティに関してです。 ここまで2回に分けて、アジリティと方向転換について基本的なことを書いてきました。 こちらとこちらからどうぞ! 1回目は、 アジリティの構成要素のモデル 地面反力と重力を利用して移動することの基礎 という点から。 2回…

#20 アジリティ・方向転換のパフォーマンス向上のためには?

前回は、アジリティに関して、方向転換のスピードの要素の1つである「テクニック」から話をしていきました。 アジリティのモデルではテクニックとして 足の接地位置 ストライドの調整 身体の傾きと姿勢 があげられています。 しかし、それだけ言われても、じ…

#19 サッカーとアジリティ:「地面反力」と「重力」の活用を考える

: アジリティという言葉は様々な場所で聞かれますが、そのアジリティを向上させるための明確なトレーニングプロトコルはいまだ示されていません。 それは、アジリティに関わる要素が多いからで、その人それぞれの課題によってトレーニングのポイントが大きく…

#18 減速のスキル② 「重力」を効果的に活用すればもっと楽に減速できる。

前回投稿で、人が動くには 重力 地面半力 の2つが主に働くと書きました。 そして減速時における地面反力の活用に関して簡単にですが書きました。 今回はもう1つの力の重力に関してです。

#17 減速のスキル① 「地面反力」を効果的に活用するためには?

人が動くために働く力の主なものとして 重力 地面反力 の二つがあげられます。 前方への移動を考えると、 重力によって前方に倒れようとする力 地面に対して力を加える(筋による出力)ことでうける地面反力 によって前方へ歩いたり、走ったりできるというわ…

#12 広背筋を働かせたい背中のエクササイズは、肩甲骨に注目することも大切だけれどそれだけでなく。

ラットプルダウンや懸垂、マシンやダンベル、バーベルを使ったローイング系エクササイズは、背部の筋、主に背部の筋力向上を目的に行われます。 背部には多くの筋がありますが、この場合、使いたい、負荷をかけたい筋は広背筋です。 しかし、その広背筋の働…

#11「ブラジル体操」をウォーミングアップとして行う際に考えることは?

ブラジル体操。 サッカーに関わる人なら誰でも一度はやったことがあるのではないでしょうか? しかし、どんな目的で行っているのか、その動きが適切なのかという点は見過ごされて、練習前・試合前の儀式として行われていることも多いです。 ということで、今…

#8 瞬間的なパワーの向上のために知っておきたいストレッチ・ショートニング・サイクルとプライオメトリクストレーニング。

人が運動する際、ほぼ全ての運動でストレッチ・ショートニング・サイクル(SSC:Stretch shortening Cycle)という仕組みが働き、 この仕組みにより、人は効率よく大きな力を発揮することができます。 この仕組みを用いたトレーニング方法がプライオメトリク…

#4 様々な運動体験がスポーツパフォーマンスの前提条件になる。

スポーツの世界で生きてきた人は、サッカーは~、野球は~、テニスは~、といったようにスポーツから人の運動を考えてしまいがちです。 そうなると、例えば 「サッカーは上半身を使わないから〜」 と言われた時に、 「いやサッカーは上半身めっちゃ使うから…

#2 アスリートにレッグエクステンションマシーンは必要ない?

筋力の向上はスポーツパフォーマンスの向上に貢献するであろうことや、傷害予防につながることは研究レベル、現場レベルともに知られています。 しかし、ただ筋力を向上させればいいかといえばそうともいえず、例えばベンチプレスの挙上重量をひたすら追求し…

#1 サッカー選手の「素早い反応」を認知能力から考えてみると?

「素早い反応」は選手・指導者ともに求めるものです。 反射神経がいい、俊敏性がある、読みがいい etc... といった表現はよく耳にします。 そして、その能力を向上させるために、テニスボールが落ちる前に素早く拾うトレーニングや、音に反応して瞬時に動き…