アジリティ・方向転換
減速の仕方が重要だという話は以前からブログでも書いていますが、動きとしてその動作を練習しても、「止まれない選手」は多いなと感じています。 あるいは、ドリルの中ではうまくいっても試合の中では「止まれない動き」になってしまうことも多いです。 #17…
「ケツで止まれ」という表現をされることがよくあります。 これは、減速動作を大殿筋やハムストリングを働かせて行えという意味です。 しかし、「大腿四頭筋はブレーキ筋」という表現や、「止まるときにもも前が疲れる」という現象が起きることはよくあり、…
50mの距離を走るとします。 仮に、全部で6本、全ての本数を最大努力で走るとすると、この時のトレーニングは、50m × 6本のスプリントトレーニングといえます。 では、このトレーニングプログラムの目的は、持久力の向上でしょうか? それとも最大スピードの…
久々のアジリティに関してです。 ここまで2回に分けて、アジリティと方向転換について基本的なことを書いてきました。 こちらとこちらからどうぞ! 1回目は、 アジリティの構成要素のモデル 地面反力と重力を利用して移動することの基礎 という点から。 2回…
前回は、アジリティに関して、方向転換のスピードの要素の1つである「テクニック」から話をしていきました。 アジリティのモデルではテクニックとして 足の接地位置 ストライドの調整 身体の傾きと姿勢 があげられています。 しかし、それだけ言われても、じ…
: アジリティという言葉は様々な場所で聞かれますが、そのアジリティを向上させるための明確なトレーニングプロトコルはいまだ示されていません。 それは、アジリティに関わる要素が多いからで、その人それぞれの課題によってトレーニングのポイントが大きく…
前回投稿で、人が動くには 重力 地面半力 の2つが主に働くと書きました。 そして減速時における地面反力の活用に関して簡単にですが書きました。 今回はもう1つの力の重力に関してです。
人が動くために働く力の主なものとして 重力 地面反力 の二つがあげられます。 前方への移動を考えると、 重力によって前方に倒れようとする力 地面に対して力を加える(筋による出力)ことでうける地面反力 によって前方へ歩いたり、走ったりできるというわ…