トレーニングのメソッド系の本はあまり買わないのですが、岡崎選手のトレーニングであることや、そのコーチが杉本龍勇コーチであることから興味を持ち1年ほど前に購入しました。
今になって、いい本だったなと感じたので紹介します。
書かれているのは基礎的なトレーニング
おそらくなんですけど、読んだ人の中にはがっかりする人もいるんじゃないかなと思います。
「何か特別なトレーニングが書かれているかも」
と思って購入した人からすると、
「知ってることばかりだ」
となるかもしれません。
トレーニングメソッド系の本なので、たくさんトレーニングエクササイズが書かれているのですが、ブラジル体操にも含まれているような股関節の動的ストレッチ(脚前方に振り上げたり、回したりする)や腿上げやギャロップ、バウンディングなどが多くを占めています。
つまり見たことないような特別なトレーニングは全くと言っていいほど無いと思います。
基礎トレーニングと言われるようなものばかりなのですが、岡崎選手のその質がとても高いのです。
過去記事で、股関節と上半身の話を書きましたが、まさにそれが完璧にできているという感じで、ぜひ多くの人に見ていただきたいです。
基礎トレーニングの重要性
この本に書かれてることの多くはサッカー選手なら誰もが経験したことのある動きで、ウォーミングアップやストレッチとして何気なく行っているものも多いです。
基礎トレーニングが大事というと、「基礎ってなんだ?」という話になってきてしまうので(自分のか中でです)あまり使わないようにしているのですが、岡崎選手の動きを見るとそうも言ってられなくなります。
ぜひ一度読んでみて、自分が普段行なっている動きと比べてみてください。
本当に全然違うと思うので。
ちなみのYouTubeに映像があるのでリンクを貼っておきます。
まとめ
この本には映像も付いてきます(DVDで)。
写真だけでもわかる構成になってますが、映像からもみれるのはいいですね。
実際岡崎選手がこのようなトレーニングをやっていた、いるという話は聞きます。
書籍用のもの、書籍にはできないものなどあるでしょうし、これが全てだと思うのは危険です。
また誰にでも当てはまるかどうかはわかりません。
トレーニングは目的次第ですし、メソッドより哲学や思考法、コンセプトが重要な部分もありますし。
それを差し引いても参考になると思いますので、ぜひ手にとてもみてください。