今回は動画をもとに書いて行きたいと思います。
Twitterで投稿した #2分でわかるカラダムービー のPart1からです。
筋肥大≠筋力向上
動画で簡単に解説しています↓
【2分でわかる筋トレの超基礎知識】
— 松本 圭介 |トレーナー (@DoKei56) 2018年10月27日
自分でトレーニングするのに役立ちそうなことを2分20秒でまとめていこうと思います!
今回は
「筋トレが必ずしも筋肉を大きくするだけではない」
をテーマにしてます。
専門職じゃない人向けです!
*音声付きです#2分でわかるカラダムービー#FreePTSalon pic.twitter.com/BZ8K70iyrZ
筋肥大≠筋力向上といってしまうのも語弊があるかもしれませんが、筋の肥大は、筋力向上の一つの要因であってそれが全てではないということです。
筋が大きくなれば筋力は向上しますが、筋が大きくならなくても筋力は向上します。
それが神経系の適応によるもので、そう考えると、体重が大きく影響を与えるスポーツ(それがプラスであれマイナスであれ)、例えばアメフトやラグビーのようなコンタクトが多い競技や、格闘技のような階級制のもの、マラソンなどの長距離走では、体重を増やしたくない時にはより神経系の適応に重点を置いた方法で、体を大きくした方がいいのであれば筋肥大に重点を置いた方法で、それぞれ筋力強化ができるわけでです。
とはいっても多くのスポーツでは、どちらの要因も必要になってくるので、それをうまく組み入れていくためい計画をたて、ピリオダイゼーションを行います。
筋が大きくなることで、フィジカルコンタクトで有利に立てることもありますし、そもそも筋力の向上を図っていく上で筋肥大を狙わないメリットは、多くの競技では、あまりありません。
神経系の適応に関しても同様です。
サッカーやバスケなどのスポーツで「体が重くなる」という理由で筋トレを避ける選手がいますが、物理的に重くなるほどの筋量をつけるのはそう簡単ではないですし、それこそ神経系の適応をしっかりやったり、パワーの向上につなげることでそれは問題にならないことが多いはずです。
ウィトトレーニングを始めとした筋力トレーニング(ストレングストレーニング)を無計画に行うことの弊害の一つはここにあります。
無計画だと、筋肥大的なプログラムばかりで神経系の適応が十分になされなかったり、その逆が起きたりします。
また、今後書いて行きますが、筋力だけでなく、RFDの向上やパワーに繋げる必要があるので、そのためにも計画は必須です。
まとめ
筋トレというと筋を大きく、体を大きくすることばかりに気を取られがちですが、それは一つの要因であってそれが全てではありません。
次回はじゃあ神経系の適応とはなんなのか、というところを書いて行きたいと思います。
次回記事↓