2018-01-01から1年間の記事一覧

#32 アジリティ・スピードトレーニングのつもりが持久系トレーニングになってしまう?

50mの距離を走るとします。 仮に、全部で6本、全ての本数を最大努力で走るとすると、この時のトレーニングは、50m × 6本のスプリントトレーニングといえます。 では、このトレーニングプログラムの目的は、持久力の向上でしょうか? それとも最大スピードの…

#31 読書記録始めました。

本を読むのが好きなのは昔からで、小学校のころはハリーポッターやデルトラクエスト、ダレン・シャンなんかが記憶に残っています。 高校から大学の前半にかけて全然読まなくなってしまっていたのですが、大学3年生くらいからまた読むことが多くなって、一時…

#読書記録1 【人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】を知らない人は損をする。

Twitterで少し話題になっていて気になっていたので、Amazon Primeの翌日配送を指定したのですが、非常に面白く1日で読み終えてしまいました。 せっかく読んだ本をブログにしたいなあとも思っていたので、この本を第1号に、#読書記録を始めたいと思います。

#30 サッカーに必要な体力はサッカーだけをしていても向上できない?

今回は以下のブログの考え方が、トレーニングを行う上ですごく参考になる考え方だと感じているので、それについて書いていきたいと覆います。 競技練習を行うことは前提条件ですが、それだけでは必要な体力要素を向上させるのは難しいかもしれません。

#29 片脚のトレーニングと両脚のトレーニングをウェイトトレーニングで考えてみる。

トレーニングを行うときの姿勢として,仰向け(仰臥位),うつ伏せ(伏臥位),横向き(側臥位),四つ這い,座位,膝立ち位,立位などがあります. これらの姿勢は,トレーニングの目的や段階によって使い分けます. その選手の能力,課題にトレーニング種…

#28 サッカー選手、懸垂で広背筋を鍛えよう。

単純な筋力がそのままスポーツパフォーマンスに直結するとは限りません。 また、筋力の与える影響度合いも競技によって異なり、同い球技でも、アメリカンフットボールやラグビーのような競技とサッカーやバスケットボールを比較した時は、前者の方がより筋力…

#27 パワートレーニングで「力」を重視するか「速度」を重視するか。

前回、パワーに関連する記事として、 RFD(Force of deveropment)に関する記事を書きました↓ #26 一瞬のスピード、パワーを身に付けたいなら筋力だけじゃなくRFD(Rate of Force Development:力の立ち上がり率)も考えよう。 - Matsu Training Blog この記事の…

#26 一瞬のスピード、パワーを身に付けたいなら筋力だけじゃなくRFD(Rate of Force Development:力の立ち上がり率)も考えよう。

レジスタンストレーニング(いわゆる筋トレ)を行う目的として、筋力の向上が挙げられます。 その方法はアスリートかそうでないか、また競技種目など様々な要因によって変わります。 自重で行うのか、ダンベルやバーベルをなどのウェイトを利用するのか、マ…

#25 チームのウォーミングアップに必ず「フリーアップ」の時間を3分間入れる理由。

チームの練習が始まる前に、全体でウォーミングアップを行うチームは多いと思います。 典型的な日本のサッカーチームのウォーミングアップは、チーム全員でグランドを数周走ってから、ストレッチを行う、あるいはブラジル体操を行う、といった感じだと思われ…

#24 サッカー選手のアジリティで「重心移動ができていない」状態を理解するために考えることとは?

久々のアジリティに関してです。 ここまで2回に分けて、アジリティと方向転換について基本的なことを書いてきました。 こちらとこちらからどうぞ! 1回目は、 アジリティの構成要素のモデル 地面反力と重力を利用して移動することの基礎 という点から。 2回…

#23 ハムストリングのトレーニングを股関節伸展で考えるか膝関節屈曲で考えるか②

【昔のブログのリライト記事です】 今回は、前回に引き続きハムストリングに関してです。 傷害予防として筋肉に伸張性の負荷がかかるエクササイズを行うことはよく見られますが、では例えばノルディックハムストリングと、ルーマニアンデッドリフトではどう…

#22 ハムストリングのトレーニングを股関節伸展で考えるか膝関節屈曲で考えるか①

アスリートはパフォーマンス向上、競技での勝利のために日々鍛錬を続けています。 継続は力なりとは言いますが、スポーツにおいても、質の高いトレーニングを行うだけでなく、それを継続して行くことが能力向上において欠かせない要素です。 その「競技を継…

#21 一度脚を後ろに引いてから加速する場合にスムーズに動き出すためのポイントは?

今回は球技スポーツにおける、スタート動作と加速局面に関して、特に初めの1,2歩目に関して書いていきます。 今回はいつもよりも多く(いつもも多いですが)私見ががんがん入ってますが、そう思って読んでください。 【過去ブログで2017年5月9日に書いた記…

#20 アジリティ・方向転換のパフォーマンス向上のためには?

前回は、アジリティに関して、方向転換のスピードの要素の1つである「テクニック」から話をしていきました。 アジリティのモデルではテクニックとして 足の接地位置 ストライドの調整 身体の傾きと姿勢 があげられています。 しかし、それだけ言われても、じ…

#19 サッカーとアジリティ:「地面反力」と「重力」の活用を考える

: アジリティという言葉は様々な場所で聞かれますが、そのアジリティを向上させるための明確なトレーニングプロトコルはいまだ示されていません。 それは、アジリティに関わる要素が多いからで、その人それぞれの課題によってトレーニングのポイントが大きく…