【昔のブログのリライト記事です】
今回は、前回に引き続きハムストリングに関してです。
傷害予防として筋肉に伸張性の負荷がかかるエクササイズを行うことはよく見られますが、では例えばノルディックハムストリングと、ルーマニアンデッドリフトではどう違うの?という疑問の1つの側面に触れていきます。
まだ読んでない方は前回記事からお読みください。
続きを読むアスリートはパフォーマンス向上、競技での勝利のために日々鍛錬を続けています。
継続は力なりとは言いますが、スポーツにおいても、質の高いトレーニングを行うだけでなく、それを継続して行くことが能力向上において欠かせない要素です。
その「競技を継続する」ということの障害になるのが怪我、つまり「傷害」です。
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今回は球技スポーツにおける、スタート動作と加速局面に関して、特に初めの1,2歩目に関して書いていきます。
今回はいつもよりも多く(いつもも多いですが)私見ががんがん入ってますが、そう思って読んでください。
【過去ブログで2017年5月9日に書いた記事をリライトしました。】
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アジリティという言葉は様々な場所で聞かれますが、そのアジリティを向上させるための明確なトレーニングプロトコルはいまだ示されていません。
それは、アジリティに関わる要素が多いからで、その人それぞれの課題によってトレーニングのポイントが大きく変わってくるためだと思われます。
そんな中で今回は
の2つに着目して方向転換とアジリティに関して考えていきたいと思います。
続きを読む人が動くために働く力の主なものとして
の二つがあげられます。
前方への移動を考えると、
によって前方へ歩いたり、走ったりできるというわけです。
続きを読む先日ある勉強会に参加した時の話です。
実技も含まれており、行ったのはベーシックなエクササイズでしたが、新たな発見や理解があり行ってよかったと感じています。
そのセミナーで、
「走るときに腕は前に振るか?後ろに振るか?」
といった話があがりました。
続きを読む人の運動には何かしらの目的が伴うもので、目の前にある食べ物を手に取りたいから手を伸ばし、100m離れたあの人のもとに行きたいから走りだします。
この時、自分の意識は自分の身体には向いておらず、目の前の食べ物や、遠くにいるあの人に意識が向いています。
対して、ウェイトトレーニングでは大殿筋に意識を集中させますし、新しい動作を習得したいときにはこんな感じかな?と自分の身体感覚と向き合うことになります。
続きを読む怪我をしてしまったら、まずは応急処置が必要となります。
これまで、受傷後の対応としてRICEやPRICEがメジャーな方法として用いられてきました。
RICE、またはPRICEは
の頭文字をとった言葉で、受傷直後にはこれらの処置を行いましょう、とされています。
僕が大学で教わったのもこのRICEあるいはPRICEです。
続きを読む先日、日体大世田谷キャンパスで行われた日本トレーニング科学会大会に行ってきました。
友人に誘ってもらったのがきっかけです。
大学の卒業論文のポスター発表で、日本コーチング学会には参加したことがあったのですが、個人的に学会に行くのは初めてでしたし、大学の頃とは違い、スポーツ・トレーニングといったところから少し離れてしまった(現場での活動があるので離れてはいませんが)と感じていたので、タイミング的にはとてもよかったです。
1日目は参加できなかったので、2日目だけの参加でした。
シンポジウム、ランチョンセミナー(筑波大の征矢先生が講演していてなんだか懐かしい気持ちになりました笑)、ポスター発表が行われたわけですが、今回は主にシンポジウムに関して、それと全体を通しての個人的な感想を書いていきます。
続きを読むラットプルダウンや懸垂、マシンやダンベル、バーベルを使ったローイング系エクササイズは、背部の筋、主に背部の筋力向上を目的に行われます。
背部には多くの筋がありますが、この場合、使いたい、負荷をかけたい筋は広背筋です。
しかし、その広背筋の働きを知らないことで、肩甲骨を動かすことや、脇の下あたりの筋を使ってる感覚でエクササイズに取り組んでいる選手も少なくありません。
続きを読むブラジル体操。
サッカーに関わる人なら誰でも一度はやったことがあるのではないでしょうか?
しかし、どんな目的で行っているのか、その動きが適切なのかという点は見過ごされて、練習前・試合前の儀式として行われていることも多いです。
ということで、今回はブラジル体操について考えてみます。
続きを読むこの記事では、トレーナー・選手・PT学生などの方にお勧めできる書籍を随時更新しながら載せていきたいと思います。
新しい知識・考え方を得る方法として、人に会う・話を聞く、インターネットで検索する、SNSを活用する、論文を読むなど様々な方法がありますが、「本を読む」ことは自ら学んでいくために避けられないと思います。
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