#62 脊柱の6方向の動きと胸椎の動きの重要性

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背骨を専門用語では脊柱と言います。

脊柱の動きが適切にでることは、スポーツパフォーマンスの向上のためにも重要です。

 

体の後ろ側にあるために意識しづらい脊柱ですが、どんな動きをしているか知っておくことで、トレーニングに活かせるかもしれません。

 

 

脊柱の6方向の動き

脊柱は、

  • 頚椎
  • 胸椎
  • 腰椎
  • (仙骨)

で構成されています。

 

それぞれ、連動して動くのですが、その動きは大きく分けて6方向に考えることができます。

 

  • 屈曲:前に倒す動き
  • 伸展:後ろに反る動き
  • 側屈(左右):左右に倒す動き
  • 回旋(左右):左右に回す動き

 

の4種6方向です。

 

6方向の動きを理解しておけば、トレーニングを行うときに、自分がどんな動きをしているか理解する助けになるのではないでしょうか。

 

ちなみに側屈は、構造上、単独で起きることはなく、回旋を伴うことになるという特徴(カップリングモーション)があります。

 

また、それぞれの動きは実際の動きの中では、別々で起きるのではなく同時に起こることがほとんどです。

捻れるような三次元の動きをします。

 

動画でわかる胸椎の動き 

脊柱の中でも特に胸椎の動きに関して解説しています。

 

 

胸椎の可動性が獲得されていることで、スポーツの中で体を動かしやすくなったり、腰椎(腰)にかかる負担を軽減させることができます。

 

特に、伸展、回旋の動きは制限がかかっている場合が多いので、改善していくことが必要な人は多いと思います。

例えば回旋のエクササイズにはこんなものがあります。

 

 

これは単純に可動域を拡大しているだけなので、これだけで言い訳ではありませんが、これだけでも動きやすさを感じることができると思います。

 

まとめ

背中の筋肉を気にする選手は多いかもしれませんが、脊柱の動きまで考えていることは少ないかもしれません。

 

どんな動きをしているか知って、自分で動いてみましょう。