#65 スポーツに活かすハムストリングのトレーニング

f:id:keidmatsu:20200821123154p:plain

今回はハムストリングに関してです。

走る、跳ぶといったパフォーマンスにはハムストリングの活動が欠かせません。

トップレベルのアスリートの多くは目で見てわかるほど強靭なハムストリングを備えています。

 

この記事では
スポーツに活かすハムストリングのトレーニングの考え方の基本を紹介します。

 

続きを読む

#64 スポーツに活かす足首(足関節)のトレーニング

f:id:keidmatsu:20200820124330p:plain

めちゃくちゃ久しぶりにブログを書きました。

この1年半ほどはnoteをメインにしておりまして、多くの方にみていただけるようになりました。

 

note.com

 

しかしこちらのブログも見返してみると、我ながら結構面白いことも書いてるんじゃないかな?笑 と思いますし、またnoteは基本有料記事で書いていることもあるので、こちらのブログもちょっと嗜好を変えながらまた再開していきたいなと思っている次第です。

 

さて今回は足首(足関節)のトレーニングというテーマです。

 

この記事を読むと

スポーツパフォーマンスに活かす足首のトレーニング方法の考え方の基本

がわかります!

 

続きを読む

#63 守備で止まろうとすると止まれない?「減速」と「止まる」の違い

f:id:keidmatsu:20190224212436p:plain

 

減速の仕方が重要だという話は以前からブログでも書いていますが、動きとしてその動作を練習しても、「止まれない選手」は多いなと感じています。

あるいは、ドリルの中ではうまくいっても試合の中では「止まれない動き」になってしまうことも多いです。

#17 減速のスキル① 「地面反力」を効果的に活用するためには? - Matsu Sports Training

 

#50 減速はもも前の筋肉ではなく大殿筋やハムストリングが重要? - Matsu Sports Training

そもそも止まれないような動きになっているのは、「動き方」に問題があるのか?と考えると、そうでない場合も多いんじゃないかなと思うことが増えました。

 

なぜなら、周囲の状況との関係性やちょっとした意識の置き所次第で、「動き」はたやすく変わってしまうからです。

 

例えば「動き方」の一例として以下のようなテクニックがありますが、これができたから「止まれる」ようになるとは限りません。

 

 

また、例えば、ドリル形式で減速や方向転換の動きをやってもらうと、極端に動きが悪いと感じる選手は少なく、むしろ動き自体は「止まれない」と思われている選手の方が良いなんてこともあります。

 

そこでもう一度「アジリティ」の要素を考えてみると、方向転換のテクニック、いわゆる「動き方」は一つの要素にすぎないことが改めてわかります。

単純に「方向転換」を考える意してもテクニックだけでなく、筋力的な要因を忘れてはいけません。

 

続きを読む

#62 脊柱の6方向の動きと胸椎の動きの重要性

f:id:keidmatsu:20181125230831p:plain

背骨を専門用語では脊柱と言います。

脊柱の動きが適切にでることは、スポーツパフォーマンスの向上のためにも重要です。

 

体の後ろ側にあるために意識しづらい脊柱ですが、どんな動きをしているか知っておくことで、トレーニングに活かせるかもしれません。

続きを読む

#61 ハムストリングの肉離れの予防と傷害の発生〜2件の事例から考える〜

f:id:keidmatsu:20181125200956j:plain

肉離れの予防は多くのチームでの課題だと思われます。

サッカーでよく起きるのはハムストリングや内転筋の肉離れです。 

 

一度ハムストリングの肉離れをしてしまうと復帰まで3週〜8週程度かかってしまいます。

 

僕が所属するチームは関東大学サッカーリーグに所属しているのですが、このリーグは、前期11節、後期11節をの全22節です。

そう考えると仮に8週の離脱を強いられることは、リーグのほぼ半分に出場できないことになってしまいます。

 

それは、選手の立場からもチームの立場からも避けたい事態です。

 

また、肉離れの既往があることで、今後肉離れが発生するリスクも高まるので、そう言った意味でも予防が重要となります。

続きを読む

#60 肩甲骨の動きを確認してパフォーマンス向上・傷害予防を目指す。

f:id:keidmatsu:20181029023526p:plain

 

過去に背中の筋力トレーニングに関していくつか書きました。

その中の一つでは、肩甲骨の動きは大事だけど、広背筋をターゲットにしてる場合は肘を弾ききることも大切、といった趣旨の記事でした。

 

#12 広背筋を働かせたい背中のエクササイズは、肩甲骨に注目することも大切だけれどそれだけでなく。 - Matsu Sports Training  

 

その時点では、肩甲骨の動きが出ていない人の多さに気づいてなかった自分がいたのでそう書いたのでしょう。いやそこはできてるだろう、と。

しかし今は、まず「肩甲骨の動きが出ているか」をもっと見なければなと感じています。

 

続きを読む

#59 「人を動かす」からトレーナーが学ぶ30個の人間関係の原則

f:id:keidmatsu:20181115022502p:plain

今回は「人を動かす」という本の紹介です。

 

1936年初版の本書は「人間関係の原則」に関して様々な事例を通して書かれています。

全部で30になる人間関係の原則は必見です。

 

続きを読む

#58 誰でも動画でわかる筋トレ基礎知識シリーズ【Part1〜4】

f:id:keidmatsu:20181112171804p:plain

Twitterで投稿した筋力トレーニングに関する超基礎的な動画をまとめました。

簡単に、なので不足もありますが、基本的かつ必要なところを、それぞれのテーマごとに2分ほどにまとめています。 

続きを読む

#57 主観的トレーニング強度はコーチと選手で一致しない?

f:id:keidmatsu:20181108100434p:image

トレーニング負荷をコントロールすることは、

  • トレーニングの質を高める
  • 傷害予防

などの観点から必要です。

 

現在はGPSを使ったトレーニング負荷のコントロールやコンディショニングが発達してきていますし(ただこれは費用的な面で利用できるチームが限られる)、それ以外でも、血中乳酸濃度や心拍数、血中クレアチンキナーゼ等を利用する方法もあります。

 

個人的にはこういうのをもっと効果的に活用して行きたいなとは感じていますが、なかなかうまく行っていません。。。

 

今回はトレーニング負荷に関して、面白い論文を見つけたので、それについて考えを書いていきたいと思います。

 

続きを読む

#56 筋肥大と神経系の適応では筋肉にどんな変化が起きているか?

f:id:keidmatsu:20181108030720p:plain

前回、前々回の記事です。

これらの記事の続きになっています。

 

#53 筋力トレーニングにおける筋の肥大と最大筋力向上の違いとは? - Matsu Sports Training

 

#54 筋力向上に重要な神経系の適応とは? - Matsu Sports Training

 

筋が大きくなるにしても、神経系の適応が起こるにしても、筋に変化が起きています。

どんな変化があるでしょうか?

続きを読む

#55 「岡崎慎司 カラダ覚醒メソッド」と基礎トレーニングの重要性

f:id:keidmatsu:20181103160409p:plain

トレーニングのメソッド系の本はあまり買わないのですが、岡崎選手のトレーニングであることや、そのコーチが杉本龍勇コーチであることから興味を持ち1年ほど前に購入しました。

 

今になって、いい本だったなと感じたので紹介します。

続きを読む